好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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ワザとじゃないんだよ? :: 2013/04/18(Thu)

随分前に、ある方が自身に起こった話として呟いておられました。
それをなのフェイ変換して書いてたんですけど、さすがに
すぐ上げるのはダメだよねぇ・・・とか思って放置してました(笑)

だってほら、勝手にネタにしちゃったし?(ヲィ)
今も許可貰ったわけじゃないし?(コラ)

絶対ここ見てないって自信はあるんだ。だから今日も
勝手に上げちゃうよ←


怒られたら引っ込めるかも・・だけど









■  □  ■  □  ■  □


知らなかったと言えば、それは嘘になる・・・・・。






歩きながら資料を見るのは危ないからやめて下さい。そう何度も補佐官から注意されていた。もちろん秘匿扱いになる捜査の書類をそんな風に人目につく危険性のある場所では絶対に開く事などしない。目を通すとすれば、それは仮に人目に触れても問題はないものだけだ。そして、補佐官の言う「危ない」と言う言葉には、見られるから危険だと言う意味合いよりも、それにばかり集中して、周りが見えなくなるからと言う意味の方が強かったりする。



もちろんちゃんとそれは頭に入ってはいたのだけれど・・・。



人の通りの殆どない廊下をモニターを展開しながら歩く。だれも通らなければぶつかる心配などないのだから、補佐官の言う危険はここには存在しない。


会議室ばかりが並ぶ階層。コツコツと靴音を響かせながら私は歩く。捜査会議でも開かれているのか時折漏れ聞こえる声は怒鳴り声に近いものが多くあった。


そんな雑音には耳を貸さず、私は手元のモニターに意識を戻す。と目の前に見えたドアが急に開き中から一人の局員が出てきた。



「っ!・・・・っと・・・」



ハッと息を飲むも、体に叩き込まれた数々の経験の賜物か私はその局員と接触することなく、難なく身体を翻す事に成功する。すみませ~ん。背後から聞こえる謝罪に、大丈夫と意識を一瞬だけそちらに向けたその時。悪いタイミングと言うのは、重なる時は本当に容赦の無いもので・・・。今度は対面にあった会議室のドアからまた一人の局員が出てきてしまった。



「「ぁっ・・・」」
「・・・・・っ・・・ぁ、りがとうございます」
「・・・いえ・・・・こちらの不注意でしたから」


お互いの声が重なった。辛うじて接触は免れたもののそのドアから出てきた局員は咄嗟の事に私を避けようと仰け反りバランスを崩した。慌てた私は彼女が倒れないように手を伸ばし、何とかその身体を支える事に成功する。


グイッと腰に回した手に力を込め支えた体を引き寄せる。彼女からのお礼の言葉と共に、引き寄せた時の反動でサイドに纏められた淡い栗色の髪が揺れ仄かにシャンプーの香りが私の鼻孔を掠めていった。




くすり、と思わず頬が緩む。












「どうかしたのか?高町」
「っ。いえ、何も・・・」
「そうか?・・・」
「失礼しました。高町一尉」
「いえ、こちらこそ。ありがとうございます。ハラオウン執務官」


なのはの後から出てきた、恐らくはなのはの直属の上司に軽くお辞儀をし、私は再び歩き出す。もちろん危ないので、もう資料を見るためにモニターを開く、なんて事はしない。











《・・・sir・・・・》

「ワザとじゃないんだよ?」


どこか呆れたようにも聞こえる愛機からの呼びかけに、くすくすと笑みを零しながらフェイトは短くそう答える。









コツコツと響く靴音が、心なしか弾んでいるように聞こえたのは、きっと気のせいではないのだろう・・・・・。




















補足を少々


フェイトさんはずっと捜査続きで若干なのは不足でした。
偶然局内のある場所でなのはさんが打ち合わせをしている
と言う情報を経て、もしかしたら会えるかなぁ・・・なんて下心を
持ちながら、けれどソコにいても不自然ではないような体裁を
保ちつつ徘徊していたのです。

かくして、フェイトさんの思惑通りなのはさんを見つけて
嬉しくて。上手い事身体を寄せられたのをいい事に
隙をみて・・・・・ってな具合にね(笑)











ってのを踏まえて、おまけ。なのはさん視点


どうぞ


















もっと注意して開けるべきだったと、思った時には既に手遅れで。


ドアを開けた瞬間、目の前に誰かがいた。相手を確認する暇すらなく、私はただその人にぶつかってはいけないと言う思いから咄嗟に体を仰け反らせた。勢いのまま傾ぐ体を支えられずそのまま倒れてしまうかと思ったその時、ぶつかりかけたその「誰か」にグイッと腰を支えられた。


(あ・・・・)


支えられた瞬間、ふわりと揺れた彼女の髪から放たれた、身に覚えのあり過ぎるその香りに緊張が解ける。そしてホンの一瞬、頬に触れて行ったそれに思わず意識が奪われようとしたその直前。




「どうかしたのか?高町」
「っ。いえ、何も・・・」


背後から隊長に声を掛けられた。



ドキリと跳ねる心臓。
瞬時にその場所に集まりだす熱。



「失礼しました、高町一尉」



何の動揺も見せない彼女のその態度に、してやられたと言う思いが沸きあがり更に頬が火照る


「いえ、こちらこそ。ありがとうございます。ハラオウン執務官」






果たして私は普通に話せていただろうか。





コツコツと靴音を響かせて去っていくその背を見つめながら、たった今フェイトの唇が掠めていった頬に手を当てる。


きっと今、自分は締りのない顔をしているのだろうなと思いつつ、隣を歩く隊長に気が付かれないようになのははそっと笑みを零した。













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