好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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はやてさん、はぴばーーーヾ(´ω`=´ω`)ノ :: 2013/06/04(Tue)

と言うわけで、はやてさんのお誕生日ですね。

実は八神家をがっつり書くのはこれが初めてです。
正直びくびくしてます(汗)
言葉遣いとか、接し方とかイマイチ統一されていないような、
出来ないような?・・・。

ともあれ、今の私の精一杯(汗)







□  ■  □  ■  □  



「ねぇねぇはやて」
「ん?何やヴィータ」
「お腹すいちゃった。ご飯まだ?」
「堪忍、あとちょーっとだけ待っててくれるか?これが焼けたら食べられるようになるから」
「はーい。へへへ楽しみだな。今日のパーティー」
「ヴィータ、お前な・・・」
「何だよ、シグナム」
「今日がどういう日か分かっててそんな事を言っているのか?」
「あったりめーだろ?今日はあたし達がはやての騎士になって1年目の、そんでもってそのはやての10回目の誕生日だ!」


どうだ!とばかりに腰に手を当て胸を張るヴィータにさっきまでテーブルに食器を並べていたシグナムが呆れたように声を掛ける。


「だったら、お前も少しは何か手伝え。さっきから動いているのは口ばかりではないか。本当なら今日の主はやてのお誕生日に位、我らが力を合わせて食事を準備するべきだと言うのに。我らが不甲斐ないばかりに・・・情けない」
「あん?!」
「まぁまぁシグナム。ヴィータも。喧嘩はあかんよ?」
「べ、別に喧嘩してる訳じゃ・・・」
「私も、そういうつもりでは・・・」


キッチンから出来上がった料理をテーブルに運ぶはやてに注意された二人は罰が悪そうにそれぞれ視線を逸らす。


「お料理は私が好きでやってる事やし、これはもう日課みたいなもんやから。気にせんでもええんよ?」
「ほらみろ」
「しかし!」
「あのさ、冷静になって考えてみろよ、シグナム」
「私は冷静だ」
「ったく・・・。出来るんなら、そりゃあ、あたしだってはやての誕生日にくらい、その、料理とか作ったりしたいけどさ。どうやったってはやてのギガうま料理にはかなわないじゃんかよ」
「料理は別に競争やないけどなぁ」
「だが全部は無理だとしても手伝うくらいは」
「そこが間違いだって!」
「何?!」
「忘れたのかよ、シグナム」
「何の事だ」
「3月、桃の節句とかいうのがあっただろ?」
「ああ」
「あの時、はやての用意してくれたちらし寿司、味見したら物凄く美味しかったんだ」
「ああ、よく覚えている・・・・・・ぁ」
「やっと、思い出したのかよ」


当時の記憶を辿るシグナムが何かに気が付つくと途端に眉間に深い皺が刻まれた。どうやらかなりの出来事だったと予想される。


「直前まで超絶ギガうまだったあのちらし寿司が、ちょっとはやてが目を離した隙に、世にも恐ろしい物へと変わってたんだぞ。あんなのもう絶対嫌だかんな!」
「それは・・・確かに・・・・だがあれはシャマルが余計な事をしたせいで、私は別に・・・」
「絶対ないって言いきれるのか?」
「ぅっ・・・それは・・・・シャマルよりは多分まし・・・・」
「にしたって、ギガうまではなくなるよな」
「くっ・・・・・それは・・・否定できん」
「だろ?」
「「あ・・・・・・」」


ふふんとシグナムを言い負かしたヴィータは得意げに胸を張る。と直後にはやてとシグナムの驚いた声が重なり、そして2人の視線がヴィータとその頭上とを行き来した。


「な、なんだよ」
「ふ~ん・・・」
「ぅおっ!シャ、シャマル!いつからそこにいた?」
「え~っと、世にも恐ろしい、って辺りからかしらぁ?・・・」
「げっ。ぁ、いや、あれは、その、シグナムが!・・・」
「な、なんだと?!先に嫌だと言い出したのはヴィータではないか?!」
「あ、あたしは別にシャマルが悪いなんて言ってねーし!」
「何だと!そもそもヴィータがあの時の事をだな!」
「ん~~~もう!酷い!二人とも!!あたしだって一生懸命やってるのにぃ!!」
「あ、いや。分かる!それはよく分かってる!」
「お、落ち着けシャマル!!。と、とにかくそれは下ろせ、危ないから。な?・・・包丁はヤバいって」
「うるさ~~~い」
「は、はやて!!笑ってないで何とかしてよ!」
「いやぁ、ごめんごめんけど何や、おもろいなぁ、て・・・ぷっ、あははははははは」
「あ、主はやて!そ、そこは笑う所ではないかと、うわっ!だからシャマル包丁は危ないと何度言わせる!」
「「シャマルーーーーーーーー!!」」



























コンコン


(ん?・・・何や?・・・)

どこか遠くで何かをたたくような音が聞こえる。あー、しまった寝てしもうたなぁ。
そんな事をいまだ覚醒しきらない頭で朦朧と考えていた。


コンコン


(あ・・・・)


2度目のノックに、今度は完全に意識を引きもどされた。



「はい!どうぞ」
「はやて?」
「あぁ、なんや。ヴィータか」
「・・・もしかして、寝てた?」
「堪忍、なんやうとうとしとったみたいやな」
「ごめん」
「何でヴィータが謝るん?任務中に居眠りとしったんは私やよ?私の方が謝らんといかんのに」



そう言ってはやては苦笑う。はやてと守護騎士たちはある広域指定犯罪者の集団を追っていた。連日飛び込んで来る情報は数多くあるものの、如何せんその信憑性は低いものばかりだった。だからと言ってそれらを調査しないわけにもいかず、捜査員たちはみな寝る間も惜しんでその情報の裏付けを取っていた。当然はやてもそんな捜査員たちと同様に徹夜で指揮にあたっていた。

やっと二つの有力な情報を掴み、その場所へ先遣隊としてシグナム達を送り出したのは今から30分程前の事。自室に戻り、これまでの捜査資料に再度目を通していたものの、その疲れからはやてはほんの一時ほど眠りに落ちていたらしい。


(それにしても、ええ夢やったなぁ・・・)


珍しくはっきりと記憶に残るその夢を思い返しつい頬が緩む。


(そう言えば、今日やったね・・・)


机に置かれている卓上カレンダーに視線を落とす。日付はついさっき変わっていた。今日は6月4日。自身の生まれた日で、そして大切な家族が出来た日だった。


「・・・はやて」
「ん?何や?ヴィータ」
「何か、良い事でもあった?」
「え?何で?」
「いや、何か、凄く嬉しそうだからさ」
「せやね・・・えらいいい夢見てたから、かな」
「へぇ。夢?どんな?」
「ん?せやね・・・まだ内緒や」
「え~、なんだよそれ」
「あははは。まぁ、この事件が片付いたら、な?」
「ちぇっ、仕方ないなぁ・・・・・ねぇ、はやて」
「ん?」
「おめでとう」
「え?」
「誕生日・・・はやての」
「・・・覚えとったん?」
「当たり前じゃん。ってかあたし等が忘れてるとか思ってた?」
「ん~~、いや。思ってない、かな」
「だろ?へへへ、お誕生日、おめでとうはやて。18歳になったね」


一番最初に言いたかったんだ。そう言ってはにかんだように笑うヴィータの頭を撫でながら、はやてはおおきに、ありがとうとなんども繰り返していた。



《はやてちゃん!》
「リインか」

《シグナムが戻ってきたですよ!》
「了解や・・・ほならヴィータ、行こか」
「おう!」


先遣隊として出ていたシグナムが戻ったと連絡が入る。恐らくいい返事が貰えるはずだとはやては確信していた。


「ちゃっちゃと終わらせて、みんなでご飯たべよな、ヴィータ」
「おぅ、安心して任せていいからね、はやて」
「期待してるよ?ヴィータ」


はやての言葉にグッと拳を握って返すヴィータもまた嬉しそうに笑っていた。













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