好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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変化する気持ち :: 2013/06/28(Fri)

某所に某CPでちゅうしたいっていうSSをあげたんですけど
折角なんでなのフェイでも同じお題で書こうと思ったんですよ。
けどなんかこの2人、気づけばちゅうしてるもんだから
何か新鮮味が(コラ)

でも折角書き始めたし、って事でちょっとだけタイプの違うネタで
仕上げてみました。似たような話、前にも見たぞ?ってなったら
そっとブラウザを閉じて下さい(笑)



読み終わった後、背中がむず痒くなったら嬉しいです(笑)







□  ■  □  ■  □


「連絡もしないで来ちゃって、ごめんなさい」
「そんなに気にしなくていいよ、なのは」


時刻はもう22時を回っていた。突然の来訪にも関わらず笑顔でなのはを迎え入れてくれたフェイトはまだ執務官の制服を着たままだった。







はい、そう言って部屋着に着替えたフェイトが珈琲の入ったマグカップを差し出す。ありがとうと口にしながらソファに座ったままなのははそれを受け取った。カップから立ち上る湯気をぼんやりと見つめているなのはに、隣に並んで腰を下ろしたフェイトが静かに口を開く。


「何かあった?」
「え?あ、ううん、何もないよ」
「そう?」
「うん、何となく顔が見たくなっただけ」


勘のいい彼女の事だから、こんな中途半端な答えじゃきっと納得はしていないんだろうとは思うけれど、正直、なのはにも今のこの気持ちをどう口にしていいのか分からなかったから、少なくとも今はそれ以上を追求しようとしないフェイトに少しだけホッとして、それと同時に少しだけ落胆していた。



「フェイトちゃん、ご飯は?」
「戻る前に局で済ませて来たよ。なのはは?」
「私も今日は局で済ませちゃった」
「そっか」
「あのね・・・・」
「うん?」
「・・・・えっと、その・・・ごめん・・・何でもない」
「なのは?」
「何でもないの。ほんと・・・」


煮え切らないなのはの態度を訝しむフェイトだったが、本人が口を開かない以上、無理にそれを問いただすような事はしたくはなかった。もしかしたら少し気持ちを整理する時間が必要なだけかもしれないと考えたフェイトは、持ち帰ってきた仕事をする事をなのはに告げて自分は壁際に置かれていた机へと移動しようとした。


「ごめんね、なのは。そんなに時間はかからないはずだから」
「ううん、けど・・・やっぱり私帰るね。フェイトちゃん任務から帰ったばかりなのに、こんな時間にいきなり押しかけてきちゃって迷惑だったよね。私の方こそごめんね」
「ぁ、なのは、待って!」


何故か逃げるようにフェイトに背を向け帰ろうとするなのはの手を取り、慌てて引き留める。


「待って、なのは」
「フェイトちゃん」
「迷惑なんかじゃないから」
「え?」
「なのはが嫌じゃなかったら、ここにいて?」
「でも」
「私も、なのはに会いたかったんだ」
「ぇ?」
「約束なんてなくても、来てくれて嬉しかったから」


掴んでいた手をそっと引き寄せなのはを自分の腕の中に包み込むフェイト。


「本当は会ってすぐにこうしたかったんだけど」
「・・・うん」
「私だけそうだったら、なのはに嫌な思いさせちゃうかなって」
「そんな!そんな事、ないよ?だって私、ぁ・・・・・」
「何?」
「・・・あのね」
「うん」


フェイトの腕の中からその顔を見上げる。ん?と首を傾げながらなのはが何かを言い出すのを待つフェイトに、やっとさっきの自分の感情の意味を理解したなのはがそれをゆっくりと話し始めた。


「今まで平気だった事が平気じゃなくなったの」
「うん?」
「親友から・・・その、恋人になったら、ね?」
「・・・うん」
「会えない事が・・・寂しくなった」
「なのは・・・」
「声を聞けない事が寂しかったの・・・帰って来てるってはやてちゃんから聞いて」
「うん」
「気が付いたら、ドアの前に立ってた」
「なのは」
「ねぇ」
「ん?」
「ギュッて、して?」
「・・・・こう?」


なのはの言葉に、フェイトは抱きしめていた腕に力を込める。


「もっと」
「なのは・・・」
「フェイトちゃん・・・・好き」
「っ」
「好き、なの・・・・・フェイトちゃんが好き」
「私も・・・なのはが好きだよ。なのはだけが好き・・・・・ねぇ、なのは」
「ん?」
「・・・・キス・・・しても、いい?」
「うん・・・・私もフェイトちゃんとキスがしたい」




この日、初めて二人は唇を重ねた。













初ちゅう話(笑)


なんかさ、向き合う気持ちが変わると、そこにもともとあった
感情もちょっとした変化を見る事ってないですか?

お付き合いすることになって、けどすぐにフェイトは任務で1週間ほど
留守にしました。恋人同士になって初めてこんなに長く離れることになって
初めてすぐ傍に大切な人がいない「寂しさ」を体感したなのはさん。
それをうまく頭が理解していなくて、だけど心はなんかモヤモヤで。

帰還した事を知って、無性に顔が見たくなっていても立ってもいられず
気が付いたらフェイトの部屋に。付き合う前から何度も訪れていた部屋。
けど、付き合ってからは初めて訪れる部屋。
何となく「足りなかった」モノがなんなのか分かった時、改めて恋しさを
口にしてしまったなのはさん。


まだ交わしていなかった口付けを今、やっと・・・・みたいな(笑)






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