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好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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キミを守ると誓うから・・・後編 :: 2011/02/27(Sun)


えーーーっと、m(_ _)mゴメンなさい。

いや、何と言うかこんなはずじゃなかったんですが、こんな感じになってしまいました( ;^^)ヘ..。なんか全体的にグダグダになった感じ満載です。

おかしいなぁ、初めは「親指フェイトちゃん」を目指していたはずなんだけど(笑)。
気が付いたらこんな結果で、物凄くすっきりしない。
いつかリベンジしたい・・・・かも。


ちょっと予定外なモノですけど、それでもいいよって言う太っ腹な方は続きからどうぞ








「・・・・それは、本気で言っているのか?」
「もちろん、本気だよ」
「それが、どんな結果を生むのか・・・それでもいいと言うのか?」
「・・・・分かってるよ。でもどうしても人間になりたいんだ」


淡々と問いかけているのは、フェイトの兄、妖精の国の王であるクロノ。フェイトは人間になりたいとクロノに申し出ていたのです。


なのはを助けるために。


なのはに結婚すると告げられた日から2日が過ぎました。明日にはなのはは結婚してしまいます。なのはが幸せならフェイトはそれでいいと思っていました。。けれど、それではなのはは幸せになれないと、島民から聞いた話で確信していたのです。

島民と自分たちのせいでなのは一人が犠牲になるのは間違っている。だからこんな結婚式は壊して、なのはをつれて戻ろう。そう考えたのです。

けれど、妖精の小さな体では、いくら力があっても限界があります。だから人間になってなのはを連れ戻そうとしているのです。けれど人間になると言う事は非常に危険な行為で、もし万が一妖精の力の源であるリンカーコアがなくなると、妖精としてのフェイトは死んでしまうのです。そんな危険な事を妹であるフェイトにはして欲しくない王は諦めるように言うのでした。


「人間の世界の事は、人間が解決するべきだ。僕達妖精は余計な事はしない方がいい」
「そんな事出来ないよ。なのはは私の大切な人だ。妖精だからとか人間だからとか、関係ないよ。なのはは、なのはだから私の手で助けたいんだ。」

だから、お願いクロノ。そう懇願するフェイトの目は真剣でこの決意は決して揺らがないと訴えているようでした。それを見たクロノは諦めたようにいいます。


「決して、無茶はしないと誓えるか?力を使い切る前に妖精の姿に戻ると誓えるか?でなければ、僕は・・・・・」
「誓うよ、クロノ。決して無理はしない。約束するよ。」
「・・・・・・」
「クロノ・・・・」
「・・・・キミの頑固な所は誰に似たんだろうな・・・・」


そう言って王は寂しそうに笑うのでした。




クロノが立ち上がりフェイトと対峙しました。フェイトに向かって手をかざし何か呪文のようなモノを唱えるとフェイトの足元に魔方陣が浮かび上がります。その瞬間、辺りは金色の輝きに包まれ一瞬にしてフェイトの身体は大きくなったのです。妖精の頃にあった背中の羽は今はなくなり、変わりに白いマントを纏っています。そしてフェイトの手には漆黒の杖があったのです。


「いいか、フェイト。今お前が手にしているのは、リンカーコアが具現化したものだ。それが今のお前の力の全てだ。それが消えてしまう前に戻って来い。いいな。必ずだ。もしリンカーコアが消えてしまうような事があれば、それは即ち妖精であるお前の死を意味する。だから、必ずその前に戻って来い。」






クロノに見送られ、フェイトは飛び立ちます。今は妖精の羽はなくなっているので、手にした杖をかざします。


「キミの名前はなんていうのかな?」

《バルディッシュ》

「そう、いい名前だね。一緒になのはを助けに行ってくれるかな」

《私はあなたのコアです。あなたの望むままに・・・・》

「うん、ありがとう。バルディッシュ。行こう」














かの国につれてこられたなのは。今正に結婚式が行われていました。なのはは唇をかみ締めじっと前を見ています。式が終わろうと言うその時に、王子が言いました。


「私は、神の使いを従える事に成功した。私には神のご加護があるのだ。私に逆らったものは、神の罰に値すると思うがいい」


結婚式に参列していた近隣諸国の王はざわめきます。


「そんな事は、聞いていないぞ!」
「我々を支配するなど100年早いわ!」
「神を冒涜するとお前に神罰があたるぞ!」


「ふん、何とでも言うがいい。手始めにお前たちの国を滅ぼしてやろう」

そう言い捨てたその時、辺りが急に暗くなりました。そして空には稲光が幾重にも走り、次の瞬間には轟音と共に、雷がその王の目の前に落ちたのです。


そして、そこに現れたのは・・・・・・


「フェイト、ちゃん?・・・・・」



金の長い髪、赤い瞳。真っ白なマントを纏い漆黒の杖を携えた、妖精の姫。なのはは、自身より少しだけ背の高いフェイトを見て驚きます。


「迎えにきたよ、なのは。一緒に帰ろう。」
「だけど・・・・そんな事出来ないよ」
「大丈夫。私がいるよ。キミを、あの島を守るから。私を信じて。」
「うっ、ふぇ、フェイトちゃん」


なのはは泣きながらフェイトに縋りつきます。そんな2人を見ていた王子は叫びました。


「何をしている、あのモノを捕らえよ・・・いや、殺してしまえ」

辺りに控えていた軍人達は一斉にフェイトめがけて発砲しました。


《プロテクション》


バルディッシュはフェイトとなのはを守るようにシールドを張ります。そしてフェイトは王子に向かって言うのでした。


「神の使いである妖精を従えたなどと、ありもしない事を言いふらし、まして神のご加護など聞いて呆れる。お前には神の罰が与えられるだろう」

そう言ってかざした手の先から、金色の光が放たれました。それは縦横無尽に飛び回り、銃を乱射していた軍人たちを吹き飛ばし、そして王子をも吹き飛ばしてしまったのです。




《力の消耗が大きくなります。限界が来る前に戻りましょう》

「分かった・・・・」

肩で息をしながら、バルディッシュに答えるフェイト。それを不思議そうに眺めるなのは。フェイトは大丈夫だよとなのはに囁くと、なのはを抱え上げました。


「もし、またあの島を狙うような事があれば、次は命はないものと思え」

そう言い残し、フェイトはなのはを抱えて飛び立つのでした。
後に残った近隣の王達は口々に言います。

「かの国の王子は踏み込んではならない場所へ踏み込んでしまった。神の使いを愚弄するものには、金の髪をした神の使いに神罰をあたえられる。あの島には二度と踏み込んではならない」と。








フェイトはなのはを抱えてあの島目指して飛んでいました。けれどフェイトの様子がどこかおかしい事に気がつきます。


「フェイトちゃん、どこか痛いの?」
「大丈夫だよ、なのは。この状態は少し力を使うから疲れただけだよ」






島へ付いて、なのははホッと息をつきました。

「フェイトちゃん、ありがとう。」
「なのは、キミを守れてよかったよ。でももうちょっと待っててね」

そう言ってフェイトはバルディッシュを握りなおします。その顔は青ざめていました。

「この島を結界で包むよ、バルディッシュ。二度と私利私欲にまみれた人間が近づかないように」

《ですが、今の状態のあなたでは、もちません。それは不可能です》

「お願いだよ、バルディッシュ。ここを、なのはを守りたいんだ。力を貸して」

《・・・この島全体を結界で覆うには、残っている力全て使っても出来るかどうかわかりません。そんな危険な行為を・・・・》

「バルディッシュ。キミは私の望むままにしてくれるんだよね。だから、お願い」

《・・・・・・》


遠く離れた所で話ているフェイトの言葉はなのはまで届きません。けれど何かしようとしているのは分かりました。

「ふぇい」

フェイトちゃん、そう名前を呼ぼうとしたその時、急にフェイトの体から光が放たれました。その光はゆっくり、しかし確実に島全体に広がっていきます。やがて全てに光が行き届いた時フェイトのもっていた杖が小さな宝玉になってコトリと地面に落ちたのです。そしてフェイトがゆっくりと倒れていくのを目にしました。


「フェイトちゃん!!」

慌ててフェイトに近寄るなのは。慌ててその身体を抱きしめますがどんどんその身体は消えていきます。訳が分からないままなのはは叫びます。


「フェイトちゃん、フェイトちゃん。どうして、どうしてフェイトちゃんが消えそうになってるの!ねぇ、フェイトちゃん!」
「・・・・な、のは。ごめ・・・ん。」

《妖精の力の源であるコアを使い果たしてしまったのです》

宝玉になったバルディッシュがフェイトの代わりに答えます。

《この島を覆う結界を張る程の力を出した、ために・・・・全ての力を、使いきった・・・・・。妖精としての、彼女は・・・・もう、生きてはいられない・・・の、です。》

「そ、んな・・・・どうして、そんな事するの。フェイトちゃん。せっかく私、戻ってきたのに・・・・どう、して」
「ご、めん・・・・・ね。な、のは・・・・・。なの・・・・に・・幸せに・・・・なって・・・・・ほ、し・・・かったんだ・・・・・・」
「ダメだよ。フェイトちゃんも一緒じゃなきゃ、幸せになんてなれないよ」
「ず・・・・・と、この島を・・・・み、まも・・ってるよ」


なのははギュッとフェイトを抱きしめます。まるで、誰にもフェイトを渡さないと言っているようでした。涙も止まりません。フェイトの顔が滲んで見えなくなっていました。

なのはを見守っているから、そういい終えるとフェイトの身体は眩いばかりの光に包まれて・・・・・・・

ふぇいとちゃーーーん!!!

































「えっ・・・・?」


光が消えた後、なのはの腕の中には人間の姿のままのフェイトがいたのでした。

「えっ?」
「・・・・あれっ?」
「・・・・・・・・」
「・・・・えっと・・・・・なんで?」
「全く、あれほど約束しろと言ったじゃないか」


突然頭の上の方から聞こえた声。妖精の国の王、クロノでした。

「まったく、どうして約束を守らないで無茶をしたんだ、フェイト」
「・・・えっと、どういう・・事なのかな?」
「言ったはずだぞ、妖精としてのお前は死んでしまうと」
「妖精として?・・・・」
「そうだ、お前は妖精の力を全て使い果たしてしまった。妖精に戻る事はもう出来なくなってしまったんだ」
「あ・・・・。なん、だ・・・・そう言う事だったんだ。あ、はは・・・はぁ」


思わず溜息を付いてしまった。


「何を笑っているんだ。お前は、これからは人間として、妖精よりも遥かに短い人生を送る事になってしまったんだぞ。もう飛ぶ事だって出来ないんだ。」
「そんな事、どうだっていいよ。これからは、なのはと一緒に生きていけるんだから」


ねぇ、なのは。そういって視線を向けた先のなのはは呆然としてクロノとフェイトの2人を見比べていた。フェイトが無事だったとやっと理解したなのははフェイトに飛びつきまた泣き出した。

「フェイトちゃん、もう、二度とこんな無茶な事しないで!」
「なのはの為だったって、フェイトちゃんがいないと幸せになれないんだからね」
「うん、約束するよ、なのは。もう二度と、なのはを悲しませたりしないよ」

そう言って抱き合う二人を、クロノと金色の宝玉が静かに見守っていました。



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