好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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昨日はおっぱいの日で今日はパンツの日 :: 2013/08/02(Fri)

いや、まぁタイトルに何の意味もないです。はい。


この間、子供ネタ放り込んでたんですけど、実は
あれと一緒に書き進めてたのがもう一本あって、
しかも、昨日のおっぱいの日に若干掠ってたり
するもんだから、調子に乗ってまた置いていこうかなって
思います。

とはいっても、別ににゃんにゃんしてるとかじゃ
ないので、そう言う期待しないで下さいませね(笑)


そういう感じの文章ですけど、よろしければ続きから
どうぞ( ´∀`)つ






□  ■  □  ■  □


「なのは」
「え?あ、フェイトちゃん」


お腹一杯になったヴィヴィオを抱いて授乳室を出ると、それを待っていたかのようなタイミングでフェイトちゃんに呼び止められた。


「来てたの?」
「うん、さっきね」
「もしかしてかなり待った?」
「ううん、そうでもないよ」
「ホントに?」
「・・・・うん・・・・いや、その20分くらい」


それ程待っていないと言うフェイトちゃんの言葉が何となく疑わしくて、念を押すようにもう一度尋ねるとどうやら20分程待っていたとの事。それって私がここに来てから割とすぐだよね。


「声、かけてくれれば良かったのに」
「そう思ったんだけど・・・何となく」
「何となく?」
「うん・・・何となく」
「そう?」


と、ちょっと歯切れが悪い。なんだろうな・・・。って言うか、理由は何となく想像がつくんだけど、それを廊下で話すのもあれだしなぁ、なんて考えながら、まぁいっかとあっさりそれを流して「はい」とヴィヴィオをフェイトちゃんへと渡した。


「え?」
「抱っこ」
「いや、分かるけど・・・寝てるよ?」
「その方が緊張しなくていいんじゃない?」
「そう、かな?」
「そうだよ。ほら、フェイトママ」
「う、うん」


そう言うと恐る恐るヴィヴィオを受け取るフェイトちゃん。左腕で小さなヴィヴィオを支えながらタオルに包まったヴィヴィオの顔を覗き込む。出産日が早すぎた訳ではないけれど、どちらかと言えば小さく生まれたヴィヴィオはまだ3000gに達していない。だから片手で十分に抱っこ出来る。

授乳室から、私の病室まではホンの数メートル。時間にしても5分もかからない。だからいいよね。なんて下心があった事はフェイトちゃんには内緒にして。


「え?な、なのは?」
「ん?」
「えっと・・・ん~。まぁ、いっか」
「うん」


ヴィヴィオを抱いているのとは反対の腕。空いている、と言うか、ヴィヴィオのほっぺを気持ちよさそうにぷにぷにとしていた右腕を取って私の左腕を絡ませた。一瞬驚いたような顔をしたけど、周りに誰もいないのと、やっぱり私が考えたのと同じ事を思ったフェイトちゃんは一瞬逡巡しただけですぐにそれを受け入れてくれた。にゃははと笑みを零しながら、フェイトちゃんに寄り添って僅かな時間を病室までゆっくりと歩く、二人だけの秘密のデートを楽しんだ。












「で?」
「ん?」


病室に戻ってヴィヴィオをベビーベッドへと寝かせ私とフェイトちゃんはソファへと移動する。個室なんて贅沢だよ、そう言った私に「絶対に個室でなきゃダメ」と珍しく我を通したフェイトちゃんだったけど、こんな時は個室で良かったなぁって思うから私も現金だよね。


「どうして、声かけてくれなかったの?」
「あぁ・・・・言うの?」
「聞きたい」
「ん~~~」


さっき有耶無耶にした事を聞いてみる。別に大したことじゃないのに。そう言いながら罰が悪そうに頬を掻くフェイトちゃん。大した事がないなら言っても別に構わないでしょう?とさらに言うと


「だって・・・・しぃから・・」
「え?ごめん、よく聞こえなかった」


声が小さすぎて、後半の言葉がよく聞き取れなかった。もう一度聞き返すと、だって恥ずかしいじゃない?なんて予想道理の言葉。予想通り過ぎて、つまらないくらい、なんて言ったらフェイトちゃんにだから言ったのに、って言われそうだから口にはしないけど。


「恥ずかしいって言ったって・・・見慣れてるでしょう?私の胸なんて」
「うん」
「わ、即答」
「あ、いや。違うんだ」
「何が?」
「なのはの胸は私の物だから恥ずかしくないんだけど、ほら、おっぱいってヴィヴィオの物じゃない?そう考えたら、なんか、さ」
「・・・何が違うの?」


とても下らない問答のような気もするけど、一応聞いてみる。



「え?全然違うでしょう?だってね・・・・」


水を得た魚、とでも形容すればいいのかな。フェイトちゃんの私の胸に対する熱い語りは聞いてるうちに段々と居たたまれなくなってきて・・・。要するに、私の方が恥ずかしくなっちゃった訳で。


「わ、分かったから。もういいよ、フェイトちゃん」
「そう?」
「うん、もう十分伝わったから」
「ならいいけど・・・なのは顔赤いよ?」


フェイトちゃんのせいでしょう?!とはとても言えなくて。まぁ、でも私の事をヴィヴィオのママ、としてだけじゃなくて、ちゃんと「高町なのは」として見ていてくれてるんだなって、それが分かっただけ良しとしようかな。












偶然聞いたちょっと悲しい言葉。


結婚して、子供が生まれたら、いつの間にかドキドキしなくなったよなぁ


同僚の些細な愚痴だった。けれど、なぜか心に残っていたものだから。私達は違うからって信じていた事ではあるけれど、不安はずっとつきまとってた。


(にゃははは、何かバカみたいな事、ずっと思ってたんだな、私)




「え?どうしたの、なのは」
「ん?何となく」
「何となく?」
「そ、何となく・・・ねぇフェイトちゃん」
「ん?」
「大好きだよ」


嬉しくなって思わず腕を絡ませながらフェイトちゃんにくっついた。どうしたの?なんて心配そうな顔を見せるから何となく、って笑って見せたら、フェイトちゃんは苦笑い。そんなのお構いなしに私は私の言いたい言葉を口にした。途端に首まで真っ赤になったフェイトちゃんがとても愛おしくて。幸せだなぁって、声を大にして叫びたい気持ちになったのだった。




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