好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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明日から仕事なんて嘘だ!!!!!!!! :: 2013/08/18(Sun)

一週間がマジ死にそ・・・・・。



お久しぶりのパラレルです。
言い訳は最後に(笑)







■  □  ■  □  ■


「フェイトちゃーん!・・・・ねぇ、フェイトちゃん!・・・・フェイト様」
「何?」
「むぅ。聞こえてるんなら最初に呼んだ時に返事してよ」
「最初に聞こえたのが今だよ。あんな遠くから私の名前呼んだって聞こえない」
「じゃあなんで名前呼んだって分かるの?」
「・・・・・何か用?」
「にゃは、可愛い、フェイトちゃん」
「・・・・用がないなら私は帰る」
「あ、ちょ、ちょっと待って」


ガシッ!


のそりと立ち上がったその者の腹回りに両腕を回し必死に引き止めているのは、この神社の15代目の跡取り、高町なのは13才。今年中学に入学したばかりの幼き少女。そして



「重い」
「し、失礼だな。女の子に重いなんていう人は嫌われちゃうんだからね」
「ふん、余計なお世話。大体私は人じゃない」


ぶるっと身を震わせ自身の腹に纏わり付くなのはを払い落とし、たった今まで涼んでいた境内の片隅からふわりと大地に自慢の四肢で降り立ったのは白き獣、図体はそこそこ大きいが何の事はないただの狐の霊体。この神社に古くから住み着いている神の使いで名をフェイトと言った。





これは、この2人、いや1人と1匹によるホンのちょっと不思議な縁で結ばれた者らのごく日常のお話。お付き合いいただける方のみがこの神社の鳥居をくぐり境内までお越しくだされば幸いに存じます。


但し、この者らの不思議な縁について語るには僅かばかりの時間では足りませぬ故、それにはまた別の機会がございましたらその時にでも改めて。






それでは、続きと参りましょうか













「ちゃんと用事はあるんだよ?だからこっちに戻ってよ。フェイトちゃん」
「・・・・」
「そこ、暑いでしょう?」


ここ、とたった今までフェイトが寝そべっていた場所をトントンと軽く叩く。何だか面倒くさそうな顔つきをしながらも、なのはが言うように日陰だった境内から出たこの場所は太陽を遮るものは何一つないせいでかなり暑い。仕方なくフェイトはなのはの言うように、その場所へと再び戻る事にした。


「で、用って何」
「せっかちだなぁ、フェイトちゃんは」
「忙しいんだよ、私は」
「さっきまで寝てたのに?」
「その前までちゃんと仕事してたよ」
「ふ~ん・・・」
「何?」
「ううん、別に」


なんだかんだと文句を言いながらも、なのはが隣に腰を下ろすと、すぅっと巨体を移動させその背を預かるように寄り添うフェイト。なのはもそうするのが当然とばかりにフェイトの身体に寄りかかっていく。


「この間助けた女の子がいたでしょう?」
「女の子?・・・・あぁ。別に私が助けた訳じゃないでしょ。なのはが勝手にした事だし」
「でも、最後に手を貸してくれたじゃない」
「あれは・・・なのはがあんまり無茶するから」
「にゃはは、そうだったね。お陰でかすり傷だけで済んだよ」
「ふん・・・」


ありがとうとフェイトの首に腕を回しながらフワフワとしたその毛の感触を楽しむなのは。毒づきながらもさっきのようになのはを払いのけようとはしないフェイトの顔は何となく照れているようにも見えた。


「で、その子がどうかしたの?」
「うん。さっきね、お礼ですってお母さんと一緒に来てて、これ貰ったから」


一緒に食べよ?そう言ってなのはは持っていたカバンから綺麗にラッピングされた小箱を取り出した。


「クッキーだって」
「なのはにお礼にって持ってきたものでしょう?それ」
「私とフェイトちゃんに、だよ」
「私はなのは以外の人間には見えないんだよ。知ってるでしょう?」
「それでも、あの女の子の事は2人で助けたんだから、これは2人が貰ったものなの」
「・・・・ま、どっちでもいいけど」



言い出したら聞かないなのはだと言う事はよく知っていた。だからフェイトはそれ以上何かを言うでもなく、嬉々としてなのはが口元に運んできた一枚をただ黙って口にした。


「おいしい?フェイトちゃん」
「うん」
「にゃは、良かった。お水もあるよ」


そう言ってなのはが差し出したのは浅めの容器に入った水。それをじっと見つめたフェイトは


「コーヒーじゃないの?」


むすり、とした顔でそう口にした。


「だってフェイトちゃん人型になるのは疲れるから嫌だっていうし」
「それは、なのはの面倒事にいちいち付き合わされるからだよ」
「面倒事って酷いな。人助けって言ってよ」
「だったら1人でやってよ。私をいちいち巻き込まないで」
「別に巻き込んでるつもりはないんだけど」
「つもりがなくても、結果がそうなの」
「うっ・・・・・そんな、はっきり言わなくても」
「言われたくなかったら余計な事に首を突っ込まない事だよ」
「ぅぅぅ、酷い、フェイトちゃん」
「ふん」


言い合いながらもしっかりとクッキーを食べる手と口は休むことはなく、気が付くと箱の中身はもう半分程になっていた。



「・・・やっぱり水だとイマイチ・・・」
「今度人型になった時にコーヒー淹れてあげる」
「私は今欲しいの」
「でも、フェイトちゃんの分はないよ」
「私の分?・・・・じゃあ、なのはの分はあるって事」
「うん、ほら」


そう言って持ち上げたのは紙コップに入った一杯分のコーヒー。


「自分だけちゃんとクッキーにあった飲み物なんだ・・・ふーん・・・」
「だから、人型になったらって、にゃっ!」
「・・・・なった」



一瞬の出来事だった。さっきまでなのはが気持ちよさそうに寄りかかっていた獣の姿のフェイトは、ホンの少し霊力を高めたかと思った次の瞬間には、相変わらずなのはの背を支えたままであったけれども、その姿はどこからどう見ても人間と変わらないものだった。


「それ頂戴」


なのはの背後から伸びた腕は、まっすぐにコーヒーの入っている紙コップまで伸びる。ひょいとなのはの手からそれを奪い取りそのまま口元まで運ぶ。なのはの顔のすぐ横でコクリと喉を鳴らしたフェイトはその味に満足そうな顔を浮かべる。


「やっはりクッキーにはこれだよね」
「だめだよ、フェイトちゃん、返して」
「やーだ」
「私だってまだ一口しか飲んでないのに」
「なのははいつでも飲めるから、これは私が貰う」
「ズルイ!だめだってば」
「・・・・ざーんねん。もう飲んじゃった」
「え~~~。酷い」
「酷いのはなのは。自分ばっかり・・・・・ってなのは、クッキー付いてる」
「え?どこ?」
「ここ・・・(ペロっ)」
「っ!~~~~~~~~~~フェイトちゃん!!・・・・・もうばかっ!!」
「ちょっ、な、何?」
「人型の時は、そういうことしないでって言ったのに!!!」


全部飲まないで、と伸ばした手はあっさりとフェイトに撥ね退けられ、あっという間に紙コップは空になっていた。まぁ、もともと1人分しかなかったのだし、なのはも一口とはいえ飲んでいたのだから、フェイトが簡単に残りを空にしたとしてもそれは仕方のない事だった。


ただ、その後がよろしくなかったらしい。


なのはの頬、やや唇に近いその場所に、食べたクッキーの欠片が付いていた。フェイトは特に何を思うでもなく、クッキーが付いている事をなのはに伝え、なのはがそれを取り払おうとしたその指先を無視して、事もあろうかその場所をペロリと舐めた。もちろん、ただ単にクッキーの欠片を取ってあげたのだ。フェイトに言わせれば、なのだが。


そんなフェイトを真っ赤な顔をしたなのはが「バカっ!」と叫びながら突き飛ばした。当然フェイトには訳が分からない。一体何に怒っているのか。コーヒーを飲んでしまった事か?とも思ったが、あの時のなのはは酷いと口にしてはいたものの終始笑顔だった。なら何が原因なのか?と暫し考える。で、はたと思い出す。



「恥ずかしいから、人型の時はそんな事しないで!!」


ああ、なんだそのせいか・・・・。やれやれ、だからこの姿になるのは面倒だったんだ。と、コーヒー一杯を我慢出来なかったせいで起こった出来事に深い深いため息を零した。フェイトにしてみればどんな姿でいたとしても自分は自分。恥ずかしいと言われても一体何が?と言う思いでしかないのだ。


「いい加減慣れてもいいだろうに・・・」
「そう言う問題じゃないの!」
「全く・・・本当に面倒くさいなぁ・・・(人間は)」


舐められた場所を押さえて真っ赤な顔をしたままフェイトを睨み付けるなのはを尻目にゆっくりと立ち上がったフェイトは境内の奥の方へと歩いていってしまった。











「私にだって分かんないんだもん。なんでこんなに恥ずかしいのか」



1人その場所に取り残されたなのはポツリとそんな言葉を口にした。






























境内の隅っこで、、大きな身体を器用に丸めたフェイトが眠っていた。そこに近づく小さな足音にピクリと一度フェイトの耳が反応する。それに気が付いたなのはは思わず足を止めたが、フェイトがそれ以上動かないのを見ると再びその傍まで近寄った。


「フェイトちゃん」


ぽふり・・・と寝そべるフェイトの首に両腕を回し抱きついた。


「ごめんなさい」
「・・・・・」


顔をフェイトのふさふさの毛に埋めながら小さく呟くなのはにフェイトは何も言わない。けれど太く大きな尻尾がなのはの小さな背を2度3度と優しく左右に行き来する度、もういいよ、とフェイトに言われているような気がしたなのはは思わずこみ上げる涙を必死に堪えた。



ぎゅっとしがみ付く腕に力がこもる


「・・・・なのは、苦しい」
「・・・・・」
「・・コーヒー。美味しかったよ」
「・・・うん」


ホンの少しの間を置いて。帰ってきた返事にホッとしつつ、やっぱりなのはは面倒くさいと思うフェイトなのであった・・・・・。

















とりあえず言い訳。


二ヶ月くらい前のウルジャンが家にあったから読んでみたんだけど
さすがに一話だけじゃ内容なんて全く分からなくてダメだった。
だから跡取りってトコと神使いってトコだけ使わせて貰っちゃった。
って言うのは分かる人にしか分からない言い訳(´-ω-`;)ゞポリポリ。


呟きながらネタメモしちゃうのはいつもの事だから、更にごめんね。
人のフンドシで・・・って奴で面目ない。

でもまぁ、個人的には楽しかった(笑)
続かないけど、こういうのもありかなぁ・・・みたいな(笑)


さて、長編も何とかしなきゃな・・・・






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  1. リリカル パラレル
  2. | comment:0
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