好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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サルベージいたしましょう :: 2013/08/26(Mon)

朝晩、やっと涼しく・・・と言うか既に寒くなってきてます(笑)
本当に極端で大変です。程ほどを希望するんですけどね(笑)


さて、本日はサルベージ。

「社長×秘書」からです。お付き合いいただける方は続きからどうぞ。







■  □  ■  □  ■


「暑い・・・・・」
「・・・・・」
「ねぇ・・・暑いってば」
「今は夏です。当然です」
「エアコン・・・」
「・・・・」
「ねぇ、エ~ア~コ~ン~・・・なの」
「ちゃんと稼動しています!それより、社長!!いい加減に仕事、して下さい!!」


自室の机に突っ伏して、「暑い」「だるい」「仕事したくな~い」とさっきから愚痴ばかりこぼすのは、この会社のトップ・・・そう、社長のフェイト・テスタロッサ。そして、その社長の机の前で腰に手を当て仁王立ちしているのが


「なのはが冷た~い」
「ここが暑いのならちょうどいいはずです。さっさと仕事して下さい」


社長の個人秘書の高町なのは。




本日の外気温35度。猛暑日。
エアコンはちゃんと仕事をしているのだが、節電のため28度設定。それでも、室内でただ決済書類に判を押すだけならば全く問題のない室内温度だ。

だがしかし、夏、特に暑さに弱いフェイトはテレビで「今日は夏日となるでしょう」というアナウンスを耳にした途端一気に仕事に身が入らなくなるといういらぬ特技の持ち主。






「ねぇ、こんなにだるいのって、私もしかしたら熱中症・・・とか」
「朝から冷たいモノばかり飲んでいるからですよ」
「仕事する気力がないのだって、もしかしたら無気力症とか・・・・」
「へぇ、随分変わった病気があるんですね」
「でしょ?出社してすぐに調べたんだよ」
「随分やる気があるようですね?ではきっと無気力ではないはずです」
「ぅっ・・・酷い・・・なのはが、氷のように冷たくなっていく。なのはだけ涼しくなっていってずるい」
「もう、下らない事言ってないで!シャキッとして下さい。同じ条件で一生懸命社員達は働いているんです。上に立つ人間が、そんなにだらけていてどうするんですか!!」


こんな下らない問答を続けるよりもさっさと自分の仕事を済ませたら、少しくらいならエアコンの温度を下げてあげる位のご褒美も考えなくもないのに、となのはは心の中で盛大なため息をつく。






「なのは」
「はい、何ですか」
「アイスコーヒーが飲みたい」
「・・・・冷たいモノばかり飲むと、本当に体調を崩しますよ?」


もそりと体を起こし、今度は椅子の背もたれにクタリと背を預け、フェイトが口を開く。その要求を聞いて、なのはの眉間に皺がよる。これ以上は本当に体を壊しかねない。


「お願い。それ飲んだらちゃんと仕事するから」
「本当ですか?」
「うん」
「・・・・わかりました。ちょっと待っていて下さい」


そう言ってなのはは給湯室へと向かった。












冷蔵庫を開け、アイスコーヒーのボトルを手に取る。グラスに数個氷を落として、コーヒーを3分の1ほど注いで、なのはの手が止まった。


「本当は、冷たいモノばかり飲むのってよくないのになぁ」


フェイトが嫌がるもの分からなくはない。今日は本当に暑い。けれど、だからといって体に悪いと分かっている事を続けるのもどうかと思う。


コースターに乗せられたグラスに水滴が滲んでいる。カランと小さな音を立てて氷の山が一つ崩れた。


「あ、そうだ!」


いい事考えた。にゃはは、と小さな笑みを零しなのははたった今コーヒーを入れたグラスを持ちグイッとそれを自分で飲み干した。それから改めてカップを用意して、新たにコーヒーを淹れ始めた。





















カリッ


社長室のドアの前に立ったなのはから、小さな音が聞こえた。





「お待たせしました」

社長室に戻ったなのはが見たのは、渋々ながらも書類に目を通すフェイトの姿。それにクスリと笑みを零しながらなのははフェイトへと近づく。


「ありがと、なの・・・・・って、どうしてホット?私アイスコーヒー頼んだんぅっ?」

フェイトが顔を上げるのと同時にトレーごとコーヒーを机に置く。え?と驚いたフェイトの襟元を無言で掴みそのまま引き寄せ・・・・・少し強引にキスをした。




カラッ・・・・・・コロン


「んっ・・・ン?・・・・」


驚いて開いたままの唇に一気に舌を捻じ込んで更に開く。その勢いのままなのはは自分の口内にあった氷を一つフェイトへと送りこんだ。



しばらくお互いの唇を堪能しつつ、先にそれを離したのはなのはの方。


カリッ


フェイトの口の中から小さな音が響いた。





「私は、氷のように冷たいらしいですから?」

くすりと微笑む

「少しは涼しくなりましたか?」
「・・・・・・」


無言で頷くフェイト。


「結構です。では、1時間後。取引先の社長が来社されます。それまでにすべての書類に決済を」
「・・・・わかった」





「それでは、失礼しま「なのはっ!」」
「はい?」

一礼して社長室を出ようとした時、正気に戻ったらしいフェイトがなのはを呼び止めた。

「その、一個・・・だけ?」
「え?」
「氷・・・」
「あぁ・・・足りませんか?」


大きく首を縦に振るフェイトが何だか可愛らしくて思わず頬が緩む。


「では、午後に。ですが、あと、一つだけですよ?」


その言葉を確認して、フェイトは嬉しそうに目の前の書類に判を押し始めた。










関係ないけど、艦これ始めました(笑)


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テーマ:魔法少女リリカルなのはStrikerS - ジャンル:アニメ・コミック

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