好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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50000hitお礼の拍手文最後になります。 :: 2013/09/29(Sun)

うpるにあたって読み返しましたが、なんというか微妙な文章ね(´-ω-`;)ゞ
手直しすれば終わりが見えなくなりそうなのでこのままあげます(笑)


執務官と教導官殿の惚気話ですよ・・・。






■  □  ■  □  ■


執務官組の場合





「あれ?ティアナ珍しいね」
「え?何が、ですか?フェイトさん」
「耳。それピアスだよね?石もちょっと珍しいかな?」


自分の耳に手をあてて優しく微笑みそう尋ねるのは、ティアナ・ランスター執務官補の上司であるフェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官。穴、開けてたっけ?なんてコテンと小首を傾げる様は、どこかあどけなさや幼さをを残している。そんな顔を見せられたティアナの元上司でフェイトの最愛の人である高町なのは一等空尉が、

「たまにこういう顔見せちゃうから、ファンの子が増えちゃうんだよね」


と溜息混じりに苦笑していたのは、記憶に新しい。確かに普段捜査に向かう時との表情や仕草とは違うその様子に触れた人は、自分の所やシャーリーの所にわざわざ足を運んで、彼女とお近づきになるにはどうしたらいいのだろうか?と尋ねて来る者はとうの昔に片手では数えきれなくなっていた。


それを知った教導官から、お願いと言う名の「お話」を頂いたのはティアナにとっては軽いトラウマになっていたとか。だから、ティアナとシャーリーは自分達以外といる時に、他人に対して笑いかけないで下さいね!後が大変なんですから!なんて理不尽な要求をしてしまう結果となる。だがしかし、フェイトとて意識してそうしている訳ではなくて、いや、むしろ「意識して」そういう事をしていないと思っている訳で。だからお互いの主張はずっと平行線のままだった。


まぁ、フェイトに言わせれば、なのはも同じように不意に無防備な顔を見せてしまうから、これ以上なのはファンが増えるのは困る、との事なのだが、古い友人からは「あほらし」の一言で切り捨てられていた。






そんな魅惑の笑顔に気を取られたティアナが我に返るまでの時間は瞬き1つくらいのもの。流石に慣れたものだよね、とちょっと悪戯っぽく笑うシャーリーには気がつかない振りをして、視線をフェイトに戻す。



「すみません。すぐ外します」
「あ、別にいいんじゃない?」


今日はどうせ事務仕事だけなんだだし、私達だけしかいないよ。とフェイト。でも、と悩むティアナにフェイトは更に言葉を掛ける。それを聞いたティアナが、真っ赤になった顔を上司やもう一人の補佐官から隠すように背を向けて、やっぱり外します、とさっさとピアスを外してしまった。




「もう、いいって言ってるのに」
「そう言う訳には行きません。大体フェイトさんだってしてないのに」
「ん?」
「フェイトさん、あまりしませんよね?アクセサリーとか・・・」




自分に向けられる話題を逸らそうとティアナが口を開いた瞬間、そばにいてティアナの事を冷やかし続けていたシャーリーが慌てたそぶりを見せた。それを見てどうかしましたか?と口を開くより早くフェイトがそれに答えてしまった。



「アクセサリー?私毎日ちゃんとついてるよ?」
「え?そうなんですか?」
「うん、さすがに見える所にはつけないけど・・・」
「え?隠しちゃうんですか?あ、ネックレスとか?」
「え?あ・・・そっちか」


どうにも噛み合っていないような・・・とティアナが思いながら話すうち、フェイトがポンと一つ手を打った。


「ごめん、忘れて今の。全部」
「は?」
「こんな所で話す内容じゃなかった」


とほのかに頬を染めるフェイトを見て、ティアナが一瞬どうして?と言う顔をする。けれど、次の瞬間、再度、忘れてねと繰り返し、自分に背を向けたフェイトの姿を何気なく目で追ったティアナは、ふわりとゆれた髪の下から見えた首筋に目が釘付けになった。


(ぅわあ・・・あれって・・・・。はっ・・・まさか!)


それが何なのか理解したと同時に、さっきフェイトが話していた「毎日云々」の意味まで分かってしまったティアナは、瞬時にその顔を朱に染めた。それを見たシャーリーに


《だからダメだって合図したのに》


と念話を送られたが、返事の変わりにジト目で睨む事くらいしか出来なかった。





















教導官+救助隊員




「で、すっごく喜んでくれたんですよ!ティア」


と嬉しそうに話すのは、なのはの元教え子で、今ではすっかり特別救助隊のエースとしてその天性の能力を存分に発揮しているスバル・ナカジマ。


偶然この本局で出会い、久しぶりだからお茶でもどう?とのなのはの誘いに、尊敬する師からの誘いという事でスバルは本当に嬉しそうな顔でそれを快諾した。

ラウンジに移動して、食事の時間でもないからという事で二人とも飲み物をオーダーし、揃ってそれがテーブルに並べられた直後から、待ってましたと言わんばかりにスバルのマシンガントークが始まった。六課解散後の救助隊でのあれこれや、最近のプライベートな事まで。おそらくここに彼の人がいたなら、「バカスバル!!」と真っ赤になった顔をしながら、その首根っこを捕まえこの場から連れ去ってしまっただろう。


「そりゃあ、世界に一つしかないものって言われたら嬉しいよね」
「ですよね~。あの石見つけた時、絶対にティアに似合うはずだって思ったんですよ~」

と、にへらぁっと眉尻を下げた。


「あ、でもでも」
「ん?」
「こういうのって、フェイトさんは物凄くしてそうなんですけど?」

どうなんですか?って目をキラキラさせながら尋ねてくるスバルに少し照れたような顔をしながらも、つい頬が緩むなのははそうだね・・・と短く相槌を打ちながら少しだけ遠くを見るような仕草を見せる。


「なのはさん?」
「あ、ごめんね・・・そうだね。フェイトちゃんも珍しい石とか、装飾のネックレスだとかプレゼントしてくれるね」
「やっぱり嬉しいですか?」
「そりゃあ、もちろん。って言うか、フェイトちゃんから貰うものは何でも嬉しいかな」
「じゃあじゃあ。今まで貰ったものの中で何が一番嬉しかったですか?」
「一番?・・・う~ん難しいなぁ・・・」


考えながら天井を仰ぐなのは。そして、何かを思い出しながら一番はね・・・・と口を開く。


「今も付けてるんだけど・・・・・はっきりした形のないもの・・・かな?」




にゃはは、と僅かに頬を染めるなのはを見ながら首を傾げるスバル。そんなネックレスとかありましたっけ?と難しい顔をするスバルに、いずれ分かる日が来るからと言葉を濁すなのは。








ずっと二人の惚気話を聞かされたなのはの、小さな逆襲も、鈍感なスバルには今だに届いていないらしかった。













結局の所。フェイトにしろなのはにしろ。気を許したごく一部の人間には「気」だけではなくて「口」も緩くなると言うお話・・・・・。







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