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と思いません?
って言うか、その辺は公式の設定とかあったんですかね?
ちょっと調べてないんで分からないけど(´-ω-`;)ゞポリポリ。
そんな感じの表記がありますけど深く考えないで下さいね(汗)
それ自体に重要性は全くありませんので←
本当は昨日、ポッキーネタを引っさげて更新したかったんですけど
思ったイメージで書けなかったんで潔くあきらめました。
(決してチャーリーズエンジェルに夢中になってたわけじゃないよ)
そんな今日、ぽわっと脳内にやってきた二人がいまして、
なんなら協力するよ?と言ってくれたので任せちゃいました(笑)
お久しぶりの30代なのフェイです(笑)
お付き合いいただける方は続きからどうぞ・・・
■ □ ■ □ ■
「お、ふぁ・・よ、なのは」
「おはよ、フェイトちゃん。よく眠れた?」
朝の挨拶を邪魔した欠伸を噛み殺しながらリビングに入るとキッチンではなのはが朝食の準備をしていた。中途半端になった挨拶に笑みを零しながら昨夜はよく眠れた?と聞かれたので、睡眠前の適度な運動が効いたみたいだよ、と答えたら、朝から何バカな事言ってるの?と呆れられた。
「またそんな格好で・・・風邪ひいちゃうよ?」
「ん?・・・ん~」
「何?」
「なのはだって似たようなものだけど?」
前髪を掻き上げながら今の自分の格好となのはの格好を見比べる。二人共、昨夜脱ぎ捨てた制服のシャツを素肌に一枚羽織っただけの格好だった。
なのはは仕事帰り、私は出張帰りの昨日、久しぶりに外で食事をしてから帰宅した。食事の時に飲んだ少量のワインがほんのりとなのはの頬を朱に染め僅かに潤んだ様に見えたその蒼眼に、長くなのはに触れていない事を改めて自覚した私の理性はあっさりと白旗を上げていた。帰宅して玄関に入ってすぐに私はなのはの唇を奪った。まさかこんなに焦れていたのかと自分でも驚くほどに性急になのはを求めその口内に舌先を伸ばしていた。けれど、どうやら焦れていたのは私だけではなかったらしく、
「ま、って・・ふぇ、いと・・ちゃ」
「やだ、待てない。なのは、もう限界なんだ」
「ちが・・わたし、も、だから・・・だから」
ちゃんと、ベッドでしよ?
首に巻き付いたなのはの腕がグイと私を抱き寄せた。耳元近くに寄せられたなのはの口から吐息と共に零れたその言葉が私の身体中の血液を沸騰させた。なのはは分かっていてやっているのだろうかとこんな時はいつも思ってしまう。
「ねぇ、なのは・・」
「ん?」
「加減出来る自信・・・ない」
「・・いいよ」
私の言葉になのはの濡れた唇が妖艶に弧を描いた。
《フェイトちゃんの好きにしていいよ》
なのはのそんな言葉が脳内に直接響く。直後私はなのはを抱き上げて寝室へと向かったのだった。
「私はフェイトちゃんと違うもの」
私の思考が些か色味のついたものへと変化しそうになったその時、なのはの口からそんな得意気な言葉が漏れた。
「違うって・・・どこが?」
どう見たって同じだと思うけど、と続けようとした言葉はとりあえず飲み込んで、なのは次の言葉を待った。
「私はちゃんと下着、つけてます」
「・・・・」
ほらと指先でシャツの裾を軽く摘まみ上げた。確かに私とは違って下着を身につけてはいるようだけど、でも・・・
「・・・それだけ?」
「それだけって・・・その違いは大きいと思うけど?」
「そうかな」
「そうだよ」
「ふ~ん・・・・・」
絶対に違うからと再びチラリと裾を捲る。不思議なもので下着をつけてるし、と私との違いを得意気に主張するそれが
「なのは」
「なぁに?」
「私の事、誘ってる?」
ただ一つの目的があっての事の様に思えて仕方なかった。
誘ってる?脱がせてほしいの?なのはとの距離をつめてその身体を抱き寄せながらそんな言葉を口にする。けれど上手く私の腕から抜け出たなのはは、そんな訳ないでしょう、と呆れたように笑って
「もう、朝から何バカな事言ってるの?」
「なのはが言ったんじゃないか」
「そんな事一言も言ってないし・・・フェイトちゃんのすけべ」
「すけっ!・・・・・べって」
「ほら、早くシャワー浴びて来て」
となのはは非常に不本意な言葉を投げつけた後、私の背中をグイっと押した。
「わっ!」
「あ!」
その拍子に私の手が、テーブルの上にあった何かを床に弾き飛ばしてしまった。それを拾い上げ口を開けたままの箱からなのはが中身を取り出すと
「・・・折れちゃった」
「それ・・・ポッキー?」
「うん」
ミッドでは見かける事のない地球のお菓子が個別包装された袋の中でその数を倍に増やしていた。
「はい」
「ん・・・うん、おいしい。でもどうしたの?これ」
シャワーを後回しにして私達はソファに並んで腰掛けてポッキーの袋の口を開けた。その中から半分に折れたポッキーをなのはが一つ私の口に運ぶ。それを咥えてポリポリと咀嚼しながらどうしたの?となのはに尋ねると、先日休暇を利用して地球へと遊びに行ったはやてのお土産だとの答えが返ってきた。
「ポッキーの日ってあったじゃない?」
「・・・11月11日?」
「そう。向こうに行った日がそのイベント近くの日だったらしくて」
「はやて、そういうのは外さないからね」
また違う一本を私の口元へと運びながらなのはがそうだね、と楽しそうに笑う。はやてが一体何を狙ってなのはにこれをくれたのか分かったような気がした。ミッドと地球は時間軸に多少のずれはあるもののそれほど大きな差異はない。向こうが11月の今、ここミッドも11月だ。はやてらしいなと心の中で呟きながら私はなのはの手にある袋からポッキーを1本抜き取り、それを咥えた。その体勢のままなのはをジッと見つめる。
「・・・何してるの?」
「ん?さぁ・・」
「・・・・溶けちゃうけど?」
「だね」
なのはの言うように咥えた部分のチョコが唇の暖かさに少しずつ溶け始めた。それでもその体勢のまま動かない私になのはの目は「私がするの?」と訴え始めた。それに口元を緩める事で答えた私はなのはが動き出すのをじっと待った。
少しの間を置いて。ソファに手をついてなのはがゆっくりと近づいてくる。元々半分に折れたポッキー、難なく一口で私の口元に目当てのものが届く事を想像してつい頬が緩んだ・・・・のだが。
ポキッ、と軽快な音を立てて、なのははお互いの唇が触れあう直前でそれを齧り取ってしまった。
「ちょっ、なのは違う!」
「違わない。大体ポッキーゲームってそう言うのじゃないし」
「そうだけど、ずるい」
「ずるくないよ。って言うかずるいってどういう事?」
「期待させといて」
「させてないよ」
「私の事ずっと誘ってたのに?」
「だからね、あれは違うって言ったでしょ?」
「なのは、ずるい・・・」
「んもぅ・・・」
「呆れ」とも「諦め」とも取れる溜息。そしてなのはは残り一本になったポッキーを私に咥えさせた。
「これが最後ね」
「・・・・」
「フェイトちゃん、しつこい」
「なんとでも」
「・・・もう・・ずるいのはフェイトちゃんの方だよ」
最後の一本を咥えたまま、また動きを止めなのはをじっと見つめる。しつこいと言われようが何だろうが、そう言う気持ちになっちゃったんだから仕方ない。結局ポッキーを咥えたままの私に折れたなのははずるいと一言口にすると今度はちゃんと唇を合わせてポッキーを私から奪っていってくれた。
★
はい、お疲れ様でした!!!
この後、調子に乗ったフェイトさんがちゅっちゅしながら
なのはさんをその気にさせて、一緒にシャワー浴びに行く・・
ってトコまで考えてたんですけど、やめました(笑)
無駄に長くなるし、今日のこれには必要ないかなぁって
思ったもので(笑)
何はともあれ、ここまでのお付き合いありがとうございました。
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