好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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冬コミの辺りには何か動きがあるのでしょうか? :: 2013/12/01(Sun)

なのフェイ不足が深刻で書き物が進まないのです(´-ω-`;)ゞポリポリ

書いているものがこのままだと今日のうちに間に合わない気がするので
得意のお茶を濁す方向に持っていこうかと(汗)。

ホント申し訳ない。えちぃのも読めたので、ちょっと頑張ろうと
想ったんだけど、予想以上に文字に起こせないもので、あまり
すすまなかったっす(申し訳なく・・・)


と言うわけで、サルベージです。
たしかまだこれはあげてなかった筈。



既出だったら教えて下さいませ



読み返すと、少し言葉が足りないような気もするが・・・






□  ■  □  ■  □


「うわっ・・・何、これ?」



目の前の人垣は想像を遥かに越えていた。








「いつもこんなに混んでるの?!」
「そうね!大体こんな感じよ!」
「フェイトちゃんは初めてだもんね!」


声を張り上げないと隣に居るアリサ達の声すら聞こえないような
人の喧騒に正直ウンザリしていた。来なきゃよかったかな。
そんな気持ちが顔に出てしまったのか、つんつんと袖口を
ひっぱるなのはが酷く困ったような顔をしていた。


ー大丈夫?
「平気。それよりはぐれないでね、なのは」


こちらを気遣うなのはに笑ってみせる。まぁ、この人込みは
確かに勘弁して欲しいほどの苦痛だけど、こうして新年早々
なのはと出かけられるのは、素直に嬉しい事だった。


「ねぇ!」
「何?!」
「これって、はぐれた時の待ち合わせ場所とかないの?!」
「あぁ、それならね」


毎年こんなに混んでいると言うのなら、きっと何度かはぐれた
経験があるんじゃないかなと思ってアリサにそう尋ねると、
案の定いつも集まる場所があるからと返事が返って来た。

それぞれ携帯を持っているから連絡はつけようと思えばいくらでも
つけられるけど、予め場所が決まっていた方が遥かに都合がいい。

私は、アリサからその場所を確認してしっかりと頭に叩き込むと
少しずつ動く列の中に戻った。


「寒くない?なのは」
ー平気、フェイトちゃんは?

「ちょっと寒いかな。でも大丈夫だよ」
ーホントに?

「なんで?」
ーだってフェイトちゃん、暑いのとか寒いのとか苦手そうだもん


くすくすと笑うなのはに確かにそうだけど苦笑う。
でも、不思議と今日はそれが苦にならない。きっと何枚も
洋服を重ねて着てるからだね、と笑うと、なのはも
つられて笑っていた。



段々と前に進むにつれて人の混雑も、並び始めた頃の比では
なくなってきて、まるで他人同士でおしくらまんじゅうでも
しているのかと思う位の締め付け様に、なのはの様子が心配に
なった。


「ねぇ、なのは・・・って、えっ?」


隣を歩いていたなのはに声を掛けたはずなのに
キョトンとした顔で私を見ていたのは全くの別人。
慌てて辺りを見渡すと数列後ろの方で私に手を振るなのはを
見つけた。



「なのは、そんなトコに」


一体いつの間に2人の間に入ったのか分らない数組のカップルを
軽く睨む。なんとかなのはの方に行こうにも、それこそ人の壁に
阻まれて全く動く事が出来ない。そんな風にもがいていたら
携帯がメールの着信を知らせてくれた。何とか前を向いてそれを
開くと思ったとおり、なのはからで


『離れちゃったね。合流場所はさっきの所だから前に
進んでいいよ。私も後から追いつくと思うから、先に
お参りしててね』

文末には笑顔のマークが付けられていた。




「・・・・・」


確かに、この人ごみの中、誰かを待つために立ち止まるのは
多くの人に迷惑を掛けてしまう事になる。それはよく分って
いるんだけれど・・・。


これが、アリサやすずかとの会話だったら、きっとその提案に
乗っていた。いや、もしかしたら参拝したらもう疲れきって
勝手に1人で帰ってしまっていたかもしれない。


だけど、今日は違う。なのはに初詣に行こうと誘われて
嬉しかった。例年よりも気温が低いって言われてても
出掛けようと思える位、嬉しかったんだ。それは単に
初詣に行く事が嬉しいんじゃなくて、なのはと一緒だと
思ったからだ。なのに・・・・




「すぐそこになのはがいるのに、1人でお参りする意味が
分らないよ」



どうして、そんな風に思ったのか分らない。だけど、私は
このまま1人で行くのはどうしても嫌だったんだ。だから・・・



「なのは!」


私はすぐ後ろにいたカップルの間に割って入った。何やってんだよ!
間に入ってくんじゃねぇよ!彼女と離れちゃうじゃねぇか!
と言う男の罵倒が聞こえる。


「うるさい!すぐ隣にいるんだからちょっと位平気でしょ?
こっちは、なのはが・・・・」



言いかけて言葉に詰まった。




あれ?




何で、私・・・・




あぁ・・・・




そっか、そうだったんだ。






突然グイッと腕を掴まれた。どうやら私は暫くその場に立ち止まって
しまっていたらしい。心配そうな顔のなのははが下から覗き込んでくる。



ーどうしたの?具合、悪くなっちゃった?



なのはが掴んでいた手にギュッと力が篭る。私はそっとその手に
自分の手を重ねた。



「そうじゃ、ないんだ・・・」
ーフェイトちゃん?


不思議そうな顔をするなのはの手をとって、取りあえず歩こうと
促した。今度は離れないように手を繋いでいよう?と言うと
僅かに頬を赤くしたなのはが黙って頷いた。






ーどうかしたの?フェイトちゃん


なのはと一緒に並んで歩き出してから少ししてて、すっかり
黙り込んでしまった私を心配してなのはが尋ねて来た。



「どうもしないよ・・・・ただ気が付いただけ」
ーえ?



どういう事?って言うなのはにちょっとねと言葉を濁して
後で教えてあげるからとだけ伝えておいた。













男が自分の彼女を心配していた。
私もなのはの事が心配だった。
それでも男のすぐ近くには彼女がいた。
でも、私の傍にはいなかった。










離れたくない、
離したくない、
一緒にいたい
隣にいて欲しいんだ

他の誰でもなく、なのは・・・キミと一緒にいたい。




1人は嫌だ
1人にしないで
暑いのは嫌い
でも暖かいのは好き。
冷たいのは嫌い
でも寒いのは・・・・・隣にキミがいてくれたから平気だったんだ。



キミの手は暖かい。キミの笑顔は暖かい。
何よりキミといる時、私の心はずっと暖かかった。



気が付いたよ、唐突に。

何で?何がきっかけ?

わからない、全く理解に苦しむ・・・けど不快じゃないんだ。












ねぇ、なのは・・・・・。



私は、なのはの事が


















好き、みたいだよ・・・・・







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