好きこそモノの上手なれ

ほぼ百合成分100%(リリカルな感じ)で構成されております。但し過度の期待は禁物です。




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trick or treat :: 2014/10/31(Fri)

イベントですわよ!
ハロウィンですわよ!


私頑張ったの!ほーめーてー(コラ)


って冗談はさておき。
30代のなのフェイのちょっとだけあだるてぃなハロウィンのお話です(笑)
チャレンジャーな皆様はどうぞ続きから







■  □  ■  □  ■


ぽふりと私に倒れこんできたなのはを受け止める。はぁはぁと荒く吐き出される息が私の肌の上を撫でていく。熱い。達した直後のなのははその身を完全に私にゆだねていた。今だ2本の指を咥えこんだままなのをいい事に私は更になのはを追い立てる。反射的に浮き上がる腰を、グッと抱きしめた腕が引き戻す。逃がさない。厭らしくニヤリと口元を歪めたのを感じたのかなのはにジロリと睨まれた。


「ふふ。可愛いよ、なのは」
「・・ば、かっ・・・っぁっ、・・・はぁっ。だめっ・・くっ」


久しぶりの行為という事もあってどうにも手加減が出来なかった。立て続けに責め立てられ頂点に押し上げられたなのはは2度目の絶頂にはあっさりとその意識を手放していた。









「ん・・・」
「気が付いた?なのは」
「フェイトちゃん?・・・・私・・・」
「うん、ごめん。ちょっと無理させた」


落ちていたのはほんの数分だ。けれど任務明けで休暇だった私と違い、今日もかなりハードな訓練をこなしていたなのはとってはさすがにきつかっただろう。バツが悪くなった私は気が付いたなのはをそっと抱きしめて毛布で体を包む。そんな私にくすくすと笑みをこぼしながらいつもの事じゃない、なんて口にするなのはは思っていたほど辛くはなさそうだった。


「いつもの事って、ひどいな」
「本当の事じゃない?」
「まぁ、否定はしないけど」
「ん?」
「でも責任の半分はなのはにもあるんだからね?」
「私?どうして?」
「当然でしょう?あんなに可愛い声で啼くんだもん。つい苛めたくなっても仕方ないよね?」


言った直後なのはにぽっぺたを抓られた。


「いひゃい」
「痛くしてるし。全くいつからそんなに意地悪さんになったのかな」


抓られた頬を摩りながら普通だと思うよ?と言い返す。だって好きな人の事苛めたくなる時ってあるよね?ってなのはに言うと


「私は違うよ?フェイトちゃんにはすごーく優しくしてるし」
「え?」
「・・・え?」


暫しの沈黙。


「なのはさん?」
「・・・なにか?」
「なのはさんはいつからそんな嘘つきに?」
「嘘なんてついてないし」
「へぇ・・・」


目を細めてなのはを見る。まぁ、確かに。加減が出来るか出来ないかで言えば私の方が歩が悪いけど。なのはだってなかなか・・・なんて考えながら不意に目に付いたカレンダーの今日の日付に目が留まる。


10月30日・・・いや、もう0時は過ぎたから10月31日だ。そう言えば今日は。思い出した地球での行事が脳裏に浮かんだ。そっとなのはを盗み見るとふぁと小さく欠伸をしている。


(ま、いいよね。どうせ意地悪って言われちゃったし)


別にその事を根に持ってと言う事では決してないのだけど、折角だから利用しちゃえ、と思いついた所でなのはが眠って仕舞わないうちに私は行動に移す事にした。


「なのは、trick or treat?」
「・・・え?」
「だから、トリックオアトリート・・・お菓子くれないと悪戯しちゃうけど?」


くすくすとさぞや意地悪な顔をしているに違いない私は今度はどうやってなのはを啼かせようかな、なんて呑気な事を考えていた。当然反撃されるだなんてこの時の私は考えもしなかった。





「・・・お菓子?」
「そ。今日はハロウィンだよ?」


忘れてたでしょう?とたった今思い出した私が言うセリフでもないけど。


「持ってないよね?お菓子なんて」
「フェイトちゃんずるい」
「ずるくないよ。ハロウィンなんだから」


クスクスと笑いながら体を起こしなのはに覆い被さる。僅かにほっぺを膨らませながらこちらを睨んでるけど、やっぱり


「全然怖くないよ、なのは」
「ばか・・・・ぁっ・・」


なのはの反論を遮る様に掌を太腿に這わせる。幾らか落ち着いたとはいえほんの数分前まで熱を放っていたその場所に再び火を灯す事はとても容易い。その証拠に薄らと開かれたなのはの唇から吐き出される息はとても熱かった。


「なのは・・・」


その熱に引き寄せられるように口づけようとしたその時、なのはの口元が歪んだ。


「なのは?」
「甘いなぁ、フェイトちゃん」
「え?・・・ん、むっ?」
「・・・・ん・・詰めが甘いよ?執務官殿」


下から伸びてきたなのはの腕が私の首に絡みついたと思った時には既になのはに口づけられていた。呆けていたせいで開きっぱなしだった私の口に何かが捻じ込まれる。私から離れたなのはがねっとりと唇を舐める仕草に思わず目を奪われ、ハッとして口を閉じた弾みで中に残されていたモノをしっかりと噛みくだいていた。


「・・・・あまい」
「疲れた時は甘いものが一番だって」
「これ・・・こんぺいとう?」
「うん」

口一杯に広がる甘さは決して後を引くような嫌味なものでは無くて。はやてちゃんのお土産。なんて歌でも歌い出しそうな程上機嫌になのはは言った。これはどうやらなのはの方が悪戯を成功させてしまったらしい。にしてもなんだって金平糖なんか。絶対後ではやてには仕返ししてやる。


「やられた」
「にゃははは」


ころんとなのはの横に転がる。完全にしてやられてしまった。別にこのまま続けてもいいんだけど、何て言うか意表を突いた気満々だった分その反動は大きかった。仕方ない、今日はこのまま


「もう寝ようか、なのは」
「え?なんで?」
「なんでって・・・・え?」


寝ようかと体をなのはの方に向けると意外そうな顔をしたなのはと目があった。それはすぐに悪戯っぽい表情へと変わり、気が付いたら私はなのはに組み伏せられていた。


「ハロウィンなんだよね?」
「え?」
「フェイトちゃん。trick or treat?」
「え?えっと・・・」
「おかしをくれないなら、悪戯、しちゃうけど?」
「っ」


耳元に口を近づけて吐息を送り込むようにして囁かれた。ぞわぞわとしたものが全身を駆け巡ると同時に下半身が酷く疼いた。そう言えばさっきのあれは私がお菓子を貰っただけか、と何だかどうでもいい様な事を思い出していた。


「優しく、してくれるんだよね?」
「・・・言ったでしょ?いつだって私はフェイトちゃんには優しいよ、って」


静かに降りてくるなのはの唇を受け止める。それはとてもとても甘い味がしていた。










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